【サロンオーナー】お金の管理で人生が変わる!ひとりサロンオーナーが知るべき売上の基本

こんにちは
ホルバールの内田です。
2018年に小さなマンションの一室でサロンをオープンしてから、早いもので今年で7年目。
当時は今のようなエステ機器もなく、オールハンドのリラクゼーションサロンでしたが、2ヶ月で黒字化、2年で月商100万円を超えるサロンに成長することが出来ました。
初めてのサロン業でわからないことだらけでしたが、売上を上げるためにも、どんな時も「お客様ファースト」で歩んできた際に私が大事にしてきたことを皆様にもシェアできたらと思います。

目次

売上管理がサロン成功の鍵を握る理由

ひとりサロンを経営していると、日々の業務やお客様対応に追われ、売上管理を後回しにしてしまうこともあるかもしれません。しかし、売上管理はサロン経営の基盤であり、これをしっかり行うことで売上を安定させ、成長につなげることができます。

売上が伸び悩むサロンオーナー様の多くは、「なんとなく」で経営していることが原因です。「今月は売上が少ない」「お客様が減った」など、数字が出た後に慌てるのではなく、計画的に管理をすることで未来の売上をコントロールできるようになります。この記事では、ひとりサロンでも実践できる「売上管理の基本」をご紹介します。

売上管理の第一歩:サロン経営の数字を知る

売上管理を始めるには、まず「数字」を知ることからです。経営における基本的な数字を以下の3つに分けて考えましょう。

  • 売上:お客様から受け取る金額(全体の収入)。
  • 経費:サロン運営にかかる費用。家賃や光熱費(固定費)と、施術材料費や広告費(変動費)に分かれます。
  • 利益:売上から経費を引いた残りが「利益」です。

これらを把握するだけで、「どれだけ稼げているのか」「どれだけお金を使っているのか」「どれだけ手元に残っているのか」が明確になります。

毎月チェックすべき「固定費」と「変動費」

売上管理の基本は、「お金の出入り」を可視化することです。以下の項目を毎月リスト化して記録しましょう。

  • 固定費:販売量に関係なく発生する費用です。(家賃、通信費、水道光熱費、固定広告宣伝費など)
  • 変動費:販売量に応じて変動する費用です。(施術材料費、交通費、単発広告宣伝費、販売手数料など)

これを把握するだけで、無駄な出費を見つけやすくなり、必要なコスト削減につなげられます。

売上目標の立て方:現実的かつやる気が出る計画を作る

売上目標を立てるとき、「漠然と高い目標を設定して挫折する」というミスを避けることが重要です。現実的な計画を立てるためには、以下の手順を参考にしてください。

月の固定費を把握する 例:家賃10万円+光熱費1万円+通信費1万円=12万円

最低限の売上目標を計算する 固定費+自分の生活費+貯蓄額を足した金額が最低限の目標額になります。
例:固定費12万円+生活費20万円=32万円

さらに高い目標を設定する 客単価や来店数を考慮し、実現可能な目標額を設定します。
例:客単価1万円の場合、月間の目標売上40万円は来店数40人と設定。

これをもとに日ごとの目標を立てると、具体的な行動計画が生まれます。

収支管理を楽にする方法

数字が苦手でも、簡単に収支管理を始める方法があります。

売上記録の手順

・毎日、売上金額と顧客数を記録する
・週ごとに集計し、月次で比較できるようにする。

ツールを活用する

・ExcelやGoogleスプレッドシートを使えば自動計算が可能です
・サロン向けの収支管理アプリも便利です。

月次レポートの活用

月末にレポートを作成し、以下を振り返ります
・売上の増減
・高単価メニューの実績
・リピーター率の変化

これを習慣化することで、自分の経営状態を常に把握できます。

売上アップにつながる管理の応用

売上管理は単なる数字の記録だけで終わりません。それを元に、さらなる売上アップにつなげる方法を考えましょう。

客単価を分析する
どのメニューが一番利益率が高いかをチェックし、売上を底上げできるメニューを強化します。

売上が下がったときの見直しポイント
来店数、客単価、リピート率のどれが原因かを分析することで、具体的な対策が見えてきます。

繁忙期と閑散期の売上管理
繁忙期は予約を効率的に管理し、閑散期はキャンペーンや特典を用いて集客を図ります。

実例紹介:成功したひとりサロンの売上管理術

ホルバールでは、サロン開業当初から「売上管理」を重要視してきました。例えば、2ヶ月で黒字化できた背景には、固定費を極力抑えつつ、客単価を意識したメニュー設定がありました。また、月ごとに売上データを分析し、リピート率が低い月にはフォローアップ施策を行うなど、データを活用した改善を重ねています。
今は、学芸大学に店舗型サロンの経営をしていますが、もともとはプライベートサロン4店舗をそれぞれのスタッフが運営をしていました。その際も、それぞれが各店舗の「売上管理」を責任を持って行なっていたからこそ、店舗型サロンの経営も問題もなくスタートすることが出来ましたし、独立してフランチャイズを経営しているスタッフも開業と同時に売上管理もしっかりしながら活躍することが出来ています。

売上管理の習慣化が未来を変える

売上管理は一見難しく感じるかもしれませんが、習慣化すれば非常にシンプルな作業です。この基本をしっかりと押さえることで、ひとりサロンでも安定した経営を実現することができます。

まずは、今日から売上と経費を記録することから始めてみてください。数字が見える化されると、課題が明確になり、行動が変わります。それがあなたのサロンを次のステージへと導く第一歩です。
ホルバールビービズスクールでは、売上管理をしっかり学べる講座もありますので、わからないことがありましたらお気軽にご相談ください♪

株式会社J:東京都目黒区鷹番2-15-16 鷹番flag2階
https://j-bbiz.com/
https://youtube.com/@hallbar_jcorporation?si=VzeKi_PVFtedS_5_

運営サロン:Hallbar(ホルバール)
https://hallbar.jp/

運営スクール:Hallbar Beauty Buisiness School(ホルバールビービズスクール)
https://hallbar-bbiz-school.com/

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